潰瘍性大腸炎の主な治療法は、「食事療法」と「薬物療法」を同時に行っていきます。
<食事療法>
活動期に行うもので、下痢によって体力が消耗しないようにするために、たんぱく質を積極的に摂ることが大切です。
また、腸に刺激を与えるような刺激物や脂質の摂取を控えるようにします。
下痢での体力消耗を防ぐ食品・・・白身魚、鶏のささみ、半熟卵、豆腐などです。
腸に刺激を与える食品・・・ごぼうや海藻類などの食物繊維、肉の脂身などの脂質、とうがらしやアルコールなどの刺激物などです。
なお、症状が重いときは、絶食して点滴により栄養補給をします。
また寛解期は、暴飲暴食をしないように注意をして、栄養バランスの取れた普通の食事を摂って構いません。
<薬物療法>
治療の基本として使用される薬は、5?ASA製剤です。
5?ASA製剤は、活動期に炎症を抑制したり、寛解期を保つために使用します。
他にも症状によって「副腎皮質ホルモン薬」と「免疫調節薬」を使用することもあります。
副腎皮質ホルモン薬は、炎症と免疫の働きを抑制する薬で、活動期のときだけ使用します。
免疫調節薬は、免疫の働きを調節する薬で、活動期と寛解期のどちらでも使用できるようにそれぞれに合った薬があります。
さらに、症状によっては、坐薬や点滴なども使用します。